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稽古
2008.7.27(日) 天気:雨 於:盲学校体育館

稽古の始まる13時頃から、大粒の雨と遠くで雷の音。
体育館の中は、蒸暑さでいっぱい。
汗だくの中の稽古となりました。

先週に引き続き、基礎訓練。
軽く体を動かしたあとは、発声練習・発声練習・発声練習

発声練習
発声練習
声を放す練習です。

腹筋背筋
腹筋背筋
体作りももちろんですが、
声を出すためにも重要です。

稽古1
相手に声を飛ばす練習。
声の高い、低いを使って

稽古2
さらにバージョンアップ
声を高く出す時は、楽しく。
声を低く出す時は、悲しく。


来週は、いよいよキャスティングを決めるためのエチュードを行います。
台本もいよいよ仕上がってくる予定です。

鼠小僧の墓
おまけです。
先日(13日)、両国にある回向院に行き、
鼠小僧のお墓にお参りしてきました。

| しずおか演劇祭実験劇場とは? | 稽古日記 | 23:32 | comments(0) | -
演出メモ 12
 二宮金次郎(尊徳)などと書くと、唐突で、時代錯誤だ・・・と思われるかもしれませんが、すこしおつきあい下さい。実は、台本づくりの参考になろうかと、ジョージ秋山さんの、金次郎をモデルにした漫画を読んでいましたら、以下の言葉にであいました。そっくり引用させて貰います。
 「たとえば役人がよいといっても、全国民がみな役人となったらどうだろう。必ず国は滅亡する。しかし全国民がみな農民となっても国は滅亡しない。 兵士は貴重であるといっても、全国民がことごとく兵士になれば同様に国は立ち行かない。商となるも、また同じことだ。 しかるに農は大本であるから、全国民がみな農となってもさしつかえなく、立ち行くことができる。 農は大本であり厚くしなければならず、養わなければならない。その大本を厚くし養えば、その末はおのずから繁栄することは疑いない」
 これは農業を中心に国家を動かそう・・・という農本主義の思想です。食料の自給率が
39パーセントという、今の、日本の状態を考えるとかなしくなります。ひょっとして、
日本はなくなってしまうのでは、という危惧もおこります。おさびしいかぎりです。てな
印象を抱いてたところに、たまたま、「国家の品格」を著わされた藤原正彦さんの、美しき里山が国家の品格をつくる、というエッセイを読ませて貰い、粗末に荒廃した土地をみんなで、がんばって元の自然には戻らなくても、美しい里山づくりをめざすことによって
人にとって一番大切な、繊細な、美しいことへの感受性が育まれる・・・という発想に触れることが出来ました。藤原さんは数学者ですが、「わたしには、信州で土にへばりついて生きてきた百姓の血が流れています。それが、わたしの誇りです。」とも書かれています。自然と向き合い、ある時は厳しく、ある時は繊細に、また、ある時は美しい風景への憧憬を根っこに生きてきた人たちへの誇りを取り戻す。これは見事な品格だと、思います。   私は今、鼠小僧と闘っていますが、義族たちが、どういう、新鮮なことに気付いてくれるのか、作品づくりの共闘者、岡さん共々、今、懸命に頭の隅々を洗って、ひとつの品格づくりをめざしています。
 農本主義の先に鼠たちが辿りつけるところもありそうだ・・・とも思いつつ。

                             佐 野  曉


| しずおか演劇祭実験劇場とは? | 演出メモ | 19:47 | comments(0) | -
演出メモ 11について
 演出メモ11の末尾で脱字に触れましたが、脱字は無かったようです。
 とりあえず、ご報告にて。        佐 野  曉 

| しずおか演劇祭実験劇場とは? | 演出メモ | 11:03 | comments(0) | -
演出メモ 11
 またまた、日が空いてしまいましたが、今日は台本の、お陰参りと義賊について、すこし書いてみようかと思います。現在、台本上と言いますか、ドラマの設定として、「お陰参り」を、幕府(為政者)が、庶民弱者のうっぷんを晴らす、謂わば、不平不満のガス抜き毒抜きを狙ったずるい、庶民弱者を誑かす仕掛けとして発想して、話を進めています。
 で、一方、義賊の施しなんですが、庶民弱者が、仮令、二両・三両のおカネを恵んで貰っても、それは気休めの憂さ晴らしにしかならなくて、その意味では、憂さというガスは抜けることになるわけです。しかし、この施しは、鼠たちの「いいことをしている!!」という、自己の満足?は充たしても、実は、庶民弱者の苦しい暮らしの根っこを解決することにはならないでしょう。やっぱり、ガス抜き・毒抜きの効果としか評価できないと、私には思えます。強い言い方をすれば、幕府のガス抜きに、義賊として、手をかしているのでは、幕府の庶民弱者支配の応援を、図らずも、しちゃってるのではなかろうか・・・とも思えるのです。
 このあたりに鼠たちが、どんなかたちで気付いて行くのでしょうか?まだまだ、クライマックスは先のことになりそうです。
 ドラマの筋立て・内容を全部書いてしまうことはできませんが、面白い展開になりそうです。乞うご期待!!と、言えます。 また、書きます。

    脱字がありましたので、再送します。                                               佐 野  曉
| しずおか演劇祭実験劇場とは? | 演出メモ | 10:45 | comments(0) | -
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