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演出メモ 10
 すこし間が空いてしまいましたが、歴史劇と時代劇について書きます。昔を語る文学に歴史小説と時代小説があるように、演劇にも歴史劇と時代劇があろう、と私は考えています。この二つの違いはどこにあるのか?と言いますと、史実に沿ってドラマを丁寧に展開させるのが、歴史劇で、教科書的な印象を与えるかもしれません。観客は歴史の時代に導かれましょう。と言おうか、歴史に向かって、その時代を知るつもりがないと楽しくはないでしょう。一方、時代劇は、歴史の事実とかその時代風俗とかは踏まえましょうが、私は、現代を表すために、時を昔に代えてドラマを展開させるのが、時代劇じゃなかろうかと考えています。「時代劇は代時劇」で、現代劇と言えるのではなかろうか、と。
 で、われわれの『鼠』はどっち?と、申すまでもなく、時代劇であります。あくまでも現代の世間に向かって現代を問う劇であります。現代を問うなど、とは、おこがましいことでしょうが、以前に書いた三つのプロット(鼠とお陰参りと大奥)を絡めて、ドラマを展開させ、少しでも今を感じて貰えればと考えています。勿論、演劇から娯楽性を奪ってしまうような愚挙は致しません。楽しい活劇を目指しています。
 因みに台本づくりは、岡康史さんと話し合いながら進めています。作業は順調です。

                                佐 野  曉

| しずおか演劇祭実験劇場とは? | 演出メモ | 12:13 | comments(0) | -
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